点検という日々の心掛けで、走って。

皆さんこんにちは、都市ビルサービスのブログへようこそ🧯

先日、社内で消防設備点検が行われました。
消防設備点検は定期的に行う必要がありますから、それが自社だけで完結するというのは、とてもありがたい事です。

そういえば以前、消防設備点検の現場見学をさせてもらった時のブログがあります。

↓↓↓

久しぶりに自分の過去のブログを閲覧したわけですが・・・、なんかしょぼい!?
文字数も少ないし、拙い文章だし、それになんだかすごく恥ずかしい気持ち。そんな羞恥におののきながらブログを読んだわけですが、一つ気になる点がありました。それは・・・。

消防設備点検の内容をほとんど書いていない、ということです!

まあ、現場見学をしたよーっというブログなので、見学の方に着手してブログを書いたのかもしれませんが。(当時の私はなにを考えていたのでしょう??)
というわけで。今回は前回のブログでは触れていなかった消防設備点検の内容について簡単にお話しできたらなと思います。

〇点検を行う主な消防設備

マンションやアパート等のビルに入って、消防設備点検を行うわけですが、一体どのようなものを、どのように点検しているのか?
(ただ、消防設備点検の項目というのはたくさんありまして、すべての項目を事細かに説明していると小説が一本出来上がるくらいの文字数になりそうなので、ここでは4つの項目だけお話します。ご了承を‼)

今回お話する消防設備は以下の通りです。
①消火器 ②特定小規模施設用 自動火災報知設備 ③非常警報器具 ④誘導標識
一つずつ説明します。

①消火器
皆さんも一度は見たことあるであろう消火器。設備というと違和感があるかもしれませんが、消火器もれっきとした消防設備であり、定期的に点検しなくてはいけないものです。
消火器は6か月ごとに1回の点検が義務付けられています。消火器本体に損傷は見られないか、ホース等は壊れていないか、といった外観の点検から消火器内の薬剤の状態といった内部の点検、それから容易に取りやすい位置にあるかなどの設置状況についても点検を行います。ざっくりとした説明になりましたが、きちんと点検項目がありまして、それに沿って消火器も点検を行っています。

②特定小規模施設用 自動火災報知設備
アパートで一人暮らしをしている方は絶対に見たことがあると思います。自動火災報知設備とは、天井に張り付いている白いパンケーキみたいなやつのことです。読んで字のごとく火災が発生した際に報知してくれる設備ですので、正常に機能するか、を点検する必要があります。アパートに住んでいる方は、作業者が②の設備にはめ込む棒状の機器を持って消防設備点検を行うのを見たことあるのではないでしょうか?

③非常警報器具
あれです。「強く押す」って書いてある大きなボタンのやつです。まさかあなた、火も出てないのに押しちゃってないですよね? 小学校の先生も絶対に押すなって言ってたでしょ? まあ押すな押すなは押せだし、「強く押す」とあるなら押したくもなるのが人間の性なのはわかりますが。押していいのは火災が起きた時だけです。ん? 何の話でしたっけ?

④誘導標識
個人的に、はっ、とした点検項目でした。緑色のパネルに白いピクトグラムが出口に向かって走っている標識のことです。これも消防設備の点検項目に入っています。たしかに、これもれっきとした消防設備です。大まかに点検内容を説明しますと、誘導標識が設置してある箇所は見えやすい位置か、標識は変形・変色などを起こして視認しにくくなっていないか、などです。

以上4項目の消防設備の点検内容についてお話させていただきました。消防設備点検に関する業務に興味をお持ちになられた方は、総務省消防庁のサイトや消防設備士・消防設備点検資格者に関する参考書をご覧ください。私の話は興味への足掛かりが目的ですのであしからず。
今回、この4項目をご紹介したのは、資格を持っていなくても消防設備の点検を行うことができる項目だからです(消防法で定められた条件下でのみ、ですが)。もちろん消防設備士あるいは消防設備点検資格者の資格を持った上で点検するほうがいいですが、消防設備点検という業務に携わりたいと思っている方が最初に通る点検項目は今回紹介した4項目だと思います。興味を持った方、この業務に携わりたい方の頭の片隅にでも今回の話が入ったのなら、幸いです。

――ふぅ。過去のブログよりは幾分マシになったかな・・・。なったかしら??

つづく。

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