3の次が4とは思えぬほど遠く。

皆さんこんにちは、都市ビルサービスのブログへようこそ

3月も半ばを過ぎまして。4月の初めにはたくさんの人が門出を迎えるに違いなくて。
新しい生活が始まろうとしています。
3月は別れ、4月は出会いと形容されますし、心機一転、一新更始には最適な季節と言えるでしょう。

だというのに・・・、なんということでしょう!!

この季節、年が明けたとかじゃないんです!! 

この時期に学生は1つ上の学年もしくは入学か卒業を迎えますし、会社もまた前年を改めて新しいスタートを切ります。あらゆることが変わるというのに、暦を見れば3が4になるだけで単に月をまたいでいるだけなのです。
こんな呆けた話があっていいのでしょうか!?
挙句の果てに『年度』なんてものまで作って! わざわざ新しい年を設定することになんの意味があるというのでしょう!? 私はパソパソカタカタと『年度』について調べるに至りました。

『年度』について。

『年度』と呼ばれるこの期間が4月から3月になっている理由には、どうやら会計年度というものが関係しているようです。
会計年度とは、企業が財務状況を把握して、報告するための期間です。この期間があることで企業は収益支出等を整理しやすくなります。
金銭が関わってくるどの組織でも、財務状況を整理する為には、やはりこの会計年度という決め事が必要不可欠なわけです。
この会計年度と、年度の期間が4月から3月であることが、どのように関係するのかと言いますと。
昔、といっても明治頃の話。この頃の政府の主な税金収入源は農家のお米でした。農家はお米を現金に変えて納税する必要があったわけです。しかし秋にお米を収穫し、現金に変えて、納税して、予算の整理をして、となると新年である1月に間に合わなかったそうです。そこで上記の予算整理まで行える期間を考えると、3月を末にするのが丁度良いということで、3月を末とし、4月を初めとするようになったわけです。

これが4月から始まり、3月で終わる『年度』の正体だったわけです!
まあ他にも英国の年度が4月から3月であったことにならって、日本の年度も4月から3月にしたという理由もあるみたいですが、とにかくもっともな理由を挙げるとするならば、その方が都合が良かったから、だと思われます。

子供の頃から12月を卒業とし、1月を入学にすればすっきりして気持ちがいいのに、と思っていましたが、それが実現することは多分ありませんし、この先も3月は卒業、4月は入学の季節でしょう。
それに社会人になると会計に関する仕事という部分以外は3月から4月に変わっても普段となんら変わりありません。もっというと12月から1月に変わった時でさえ大した変化を感じることもなくなります。なんて悲しい話でしょう。同じことを繰り返していると人は変化に疎くなってくるみたいです。
変わり目は大切にしたいものです。

とまあ社会に出て数年経ったしがないブログ担当者の話はさておいて。

3月に卒業を迎えられた皆様。来月からあなたも立派な社会人。仕事の為に、一人暮らしを始めた人もいるでしょうし、新しいスーツを購入した人もいるでしょう。
生活が変わるというのは、正直言って苦しいです。今までの安定した生活が続く方が圧倒的に楽ですから、変化は怖いものです。
ここで私が伝えられるアドバイスは1つ。
それは、さっさと新しい生活に慣れてしまおう、ということです。
私も新社会人となる4月は鬱々としていましたが、とにかく慣れることに意識を向けることにしました。さっさと仕事を覚えて慣れてしまおう。新しく関わる人とより多く会話して慣れてしまおう、と。そして慣れてしまえばこっちのものです。なんのけなしに生活が送れるようになります。味の薄いスパゲッティも食べ続ければ次第にその味が普通になるみたいな感じです。
根性論的な話で申し訳ないですが、とにかく慣れることがもっともストレスを感じない生活を送れるのではないかと、思うのです。
堪らなく不安だと思いますが、頑張っていきましょう!

――私の生活もまた変わるみたいですし・・・、私も頑張るよ・・・。

つづく

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