皆さんこんにちは、都市ビルサービスのブログへようこそ🫧
突然ですが、皆さんの家で使われている洗濯機はどのようなものでしょうか?
よく見かける縦型式洗濯機か、あるいはドラム式洗濯機か。
私の実家でも、今住んでいる家でも縦型式洗濯機を採用しております。その為、ドラム式洗濯機が稼働しているのを私は見たことがなく、ドラム式洗濯機に強い憧れを抱いております。家電量販店でドラム式洗濯機を見れば頬ずりしてしまうほどに。
いやまあ、実際に家電量販店で頬ずりしてたら出禁になりそうですが。とにかく洗濯機にはいくつか種類があり、洗濯物が出る場所では確実に設置されるものです。
もちろん都市ビルサービスにも洗濯機があります。我が社では清掃や設備管理等のメンテナンス業を行っていますので、汚れを拭いたタオルなどを洗う必要があるわけです。
ですが、都市ビルサービスで採用されている洗濯機は、縦型式洗濯機でもドラム式洗濯機でもありません! 採用されているのは、「洗い」、「すすぎ」を行う洗濯槽と「脱水」を行う脱水槽に分けれた、この二槽式洗濯機なのです!!

もちろん、この二槽式洗濯機を採用しているのには理由があります。
まずは二槽式洗濯機について簡単に説明しましょう。
といいましても、上記で言ったこと以上に説明することはありません。二槽式という名前の通り、「洗い」、「すすぎ」を行う洗濯槽と「脱水」を行う脱水槽の二つの槽に分かれているのが二槽式洗濯機です。一回り小さい縦型式洗濯機を2個くっつけたような形をしておりますね。
日本の高度経済成長期に三種の神器として登場した「洗濯機」は二槽式洗濯機でしたので、ドラム式洗濯機はもちろんのこと、縦型式洗濯機よりも古い形の洗濯機です。
ひと昔前の洗濯機であるにも関わらず、この洗濯機を採用している理由。そこにはメンテナンス業ならではの理由があるのです。

二槽式洗濯機が、縦型式洗濯機やドラム式洗濯機よりも優れている点が2つあります。
まず1つ目は洗浄力が強いということです。もちろん縦型式やドラム式も相応の洗浄力を有していますが、それと比べると二槽式の方が洗浄力においては勝るのでしょう。この利点はメンテンナンス業においては非常に重要です。清掃業務ではきつい染みや汚れ、時には鳥の糞などを拭くので業務が終わる頃のタオルは放置されたコーヒーみたいな色になっています。そこで洗浄力の強い二槽式洗濯機の出番です。強烈な汚れには、強烈な洗浄を。二槽式洗濯機のおかげで、清潔さを保てているわけです。
そして2つ目は脱水が早いことです。洗濯槽と脱水槽の二槽に分かれていることで、脱水槽は脱水という役割だけを担っているわけですから、しっかりと水を切り乾きも早いのです。仕事において速度というのは非常に重要なポイントですから、これはメンテンナス業においては大きなメリットです。
と良いところばかり挙げていますが、もちろん悪い点もあります。もっとも大きな悪い点を挙げるなら作動音が大きすぎるところです。私も清掃業務が終わったあとの片づけで二槽式洗濯機を使用しますが、もうそれはそれは大きな音でドタドタガコガコと1人お祭り騒ぎです。
ですが、二槽式洗濯機の設置場所は工場の中だったり、会社内のあるスペースに設置されているので、近隣の人に迷惑がかかる、ということはありません。個人が使用する場合においては、例えばアパートの2階住みの人が二槽式洗濯機を使用していると近隣住民とのトラブルになってしまう。という可能性はありますが、会社で扱う分にはさほど問題にはならないと思われます。
以上の理由から我が社では二槽式洗濯機を採用しているわけなんです。我が社に限らず、二槽式洗濯機を採用している、同じメンテナンス業の会社も多いはずです。
ほんの些細なことかもしれませんが、より良い仕事を行うためには他とは違う変化、それも良くしようとする変化が必要なのです。
過去の産物でも、この二槽式洗濯機は住む場所を変え、令和の時代でも大いに活躍しております。
近隣住民とのトラブルを回避できそうなら、二槽式洗濯機の設置を検討してみてはいかがでしょうか?
なんたって仕事のできる洗濯機ですから。もしかすると、分身することで人は今よりも数倍の仕事ができるようになるのかもしれません。
――ああ、私も2人に分離したら。仕事できる人だって思われるだろうに・・・。
つづく。