今日も・綺麗で・気持ち良い とする。

皆さん、こんにちは。都市ビルサービスのブログへようこそ🧽

今、このブログを見ている人の大半はきっと就活生の方でしょう。実際、ブログの方針も就活生に向けたものですし、(とんちんかんなブログもありますが)私もまた就活生を意識してブログを書いています。

というわけで。今回は、都市ビルサービスの仕事の一つでもある〈清掃業〉の3Kについて軽く話したいと思います。
※これから話す内容は、あくまで私の個人的な見解ですので、その辺りご理解頂けると助かります。

清掃業は3K労働ってよく言われてるけど、3Kって?

清掃は3Kという言葉をよく目にします。
3Kとはいったい?
調べてみると3Kとは、
「きつい」「汚い」「危険」の要素が揃った職業のことを指す言葉。
だそうです。なるほど。
私の経験から話をさせていただきますと。

度合いの問題と言わざるを得ない! です。

「きつい」というのも、物件の種類のよって変わってきます。例えば2階建ての小さなアパートの清掃と10階建てのマンションの清掃とでは作業量は大きく異なります。それに1日に清掃する物件の数によっても「きつい」は変わってくるでしょう。
なので清掃業で言われている「きつい」というのは、1日で行える物件数、作業量を超えている場合に限っての話だと思われます。

「汚い」に関しましては・・・、そりゃまあ汚いですよ! だって清掃しに行くんですから!
散らかった部屋を見渡せばああ汚いな掃除しなきゃな、となるでしょう? それと同じです。「汚い」から掃除をするのです。
ただ、私が巡回清掃を行う物件の汚れ具合は小学校や中学校の汚れ具合と同等です。特殊清掃を考慮すると話は変わってきますが、体調を崩してしまうほどの「汚い」物件はそうあるものではないと思います。清掃をする物件の大半は学校くらいの「汚い」です。

「危険」について言うと、私は巡回清掃を行う上で「危険」と思ったことはありません。アパートの床掃除に、手すりや消防設備の拭き掃除、どこに「危険」な要素が?
「危険」と言われる清掃というのは、高層ビルの窓清掃など限定的な清掃だと思われます。たしかに高い場所での作業は「危険」です。ですが、その「危険」性を取り払う為に安全確認というものがあります。清掃業が「危険」になってしまうのは、安全を第一としない会社のせいか、安全意識が抜けている個人によるものか、のどちらかだと思います。ですので清掃業が「危険」というのは飛躍した話なような気がします。

どうでしょう? 少しは清掃業に対するイメージが変わってきましたか?
私が3Kという言葉を知った時、自分も行っている清掃業に対して3Kを照らし合わせてみましたが、当てはまりませんでした。というより、どんな仕事にも良い面と悪い面はあるだろうと思いました。結局のところ、3Kというのは、芸能界は闇みたいな先入観が生んだ言葉なのかもしれません。悪い面を誇張しただけのような気がします。
なので、良い面も誇張するとしましょう。清掃業の良いところ。

いつも通り私はビルの巡回清掃をしていました。その日、階段には大きな染みがありました。これを綺麗にするのが仕事なので、私はせっせと染みを落としていきました。綺麗になったところで人が通りかかり、その人が一言。「綺麗にして頂き、ありがとうございます」。
なるほど。清掃業のやりがいはここか、と。
「世界一清潔な空港」に選ばれている羽田空港で、清掃業として働く新津春子さんはこう言っています。

“「誰がやったから、じゃないのよ。きれいですねってお客様が思ってくれる、それで十分じゃないですか。お客様が喜んでくれれば、それでいいんです」”(『世界一清潔な空港の清掃人』新津春子 著:2023/7/7)

このブログを読んで、少しでも清掃業に対する悪いイメージが払拭されたのなら、私は嬉しいです。
就活生の皆さんも清掃業に興味が湧いてきたのなら下記リンクをチェック‼

つづく。

参考文献
①新津春子/2023/7/7/世界一清潔な空港の清掃人』/朝日新聞出版
「清掃の仕事はキツい。3Kって言われてる」「社会的地位も低い」歴20年超の“日本一の清掃員”がそれでも清掃業を心から愛するワケ | 文春オンライン(参照日2024/11/28)

最近の記事 おすすめ記事
  1. 嫌なことは忘れるに限る。

  2. 大人だって雪の日を楽しみたいのです。

  3. 今日も・綺麗で・気持ち良い とする。

  1. たった1枚の丸めたコピー用紙はどこへ行く?

  2. 都市ビルサービスにすごい機械があるって知ってた?

  3. 初めての都市ビルサービス本社

カテゴリー

アーカイブ

検索

TOP
TOP